イベント情報
日時:2026年01月17日(土)
時間:14:00〜15:30
参加:オフライン
費用: 無料
公式ホームページ:https://kageoka.com/artschool/
※お申し込み期間:2025年12月1日(月)11:00〜12月15日(月)19:00
※景丘の家(東京都渋谷区恵比寿4-5-15)で開催します。
概要:
【景丘の家で開催します】
みなさんはクロゴ(黒衣)を知っていますか?
今回のワークショップでは、芦澤さんと参加者の誰かがクロゴ(黒衣)を着て、
セリフのない パフォーマンスをします。
普段、人形浄瑠璃や歌舞伎などの舞台上では
「見えていない」存在として動かなければならないクロゴ。
今回はそのクロゴのパフォーマンスをよ〜くみて、
感じたことや思いついたことを 自由に話し合う参加型のアート作品です。
自分と隣に座っている人に、クロゴ(黒衣)の動きは同じように見えるでしょうか。
本作品は、芦澤さんにより国内外の美術館やギャラリー、教育機関などでも上演されているパフォーマンスアートです。 黒衣になってみたい方はもちろん、対話の時間の発言は自由なので、どなたでも安心してご参加ください。
作品タイトル:
「Kurogo Me version 1.9+Kurono Me, Together!+ Commodify Me!」
概要:
[ クロゴ (黒衣) の定義 ] クロゴ(黒衣)とは、日本の伝統芸能である人形浄瑠璃、及び歌舞伎 の舞台における、全身真っ黒の衣装を纏った存在で、舞台上「見えない」/「存在しない」ものとして認識される。
この作品は、3部構成の参加型パフォーマンスアートです。いわゆる「劇場」の空間に収まる事なく、観客/参加者に考え、話し合う機会を提供する、プラットフォーム/媒体としてのパフォーマンス作品です。同時に、日本の伝統演劇、ビデオゲームのアバター、 観客参加型演劇の形式を駆使し、従来のパフォーマンスの定義に疑問を投げかけるスタイルでもあります。
対象:小学1年生〜大人
参加費:無料

芦澤いずみ/アーティスト・演出家・パフォーマー
イズミ アシザワ パフォーマンス主催、ニューヨーク州立大学芸術学部准教授、パフォーマンスアーティスト/戯曲家/演出家 としてニューヨークを拠点に活動。ヨーロッパ、北欧、中東、オセアニアからも頻繁に召喚され演出活動を行う。アメリカ、イェール大学演劇学修士取得後から現在まで、常にオリジナルな作品を手がける。
2002年から2013年の作風は、日本の美学哲学、演劇技法を駆使し、欧米、北欧、中東の神話を元に創り出すもので、2002年2月自作・演出作品「ネオ能ギリシャ神話3部作第1作」アメリカ公演を封切りに、その後、神話ベースのオリジナル作品を15作品手がけた。独創的な世界が各国で好評。イラン、ルーマニア、東京、ペルー、ブルガリア、エストニア、イギリス、キプロス、グリーンランドで、多彩な自作・演出作品を創作、公演。
2014年から現在の作風は、日本の美学哲学、演劇技法の置き換え・再構築を試みると同時に、パフォーマンスの意義を問い直す形式に移行。演劇の型に収まらず、現代美術、哲学、社会学、人類学をも内包する共同体の媒体としてのパフォーマンスアート作品創作を展開する。
2025年9月に、変形型大型人形の練り歩き儀式パフォーマンスを瀬戸内海直島の人々と創り上げる「令和人形浄瑠璃せとうち九想図大行列」を公演した。Kurogo Me version 1.x は、2023年5月の初演後、2024年のイタリア(ベネチアビアンナーレVenice Night 2024)、アメリカ、イギリスでの公演を重ね、模索と変容を繰り返し現在の形に至った。日本では、2025年、東京大学と大阪大学で公演。